甲賀市議会 > 2022-06-07 >
06月07日-01号

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  1. 甲賀市議会 2022-06-07
    06月07日-01号


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    令和 4年  6月 定例会(第3回)          令和4年第3回甲賀市議会定例会会期日程                       6月7日~6月30日(24日間)月日曜日会議名等審議内容6.7火本会議 (第1日)議案上程、提案説明、議案審議、付託 付託議案審査 予算決算常任委員委員長報告、質疑、討論、採決8水休会 9木休会 10金休会 11土休会 12日休会 13月休会 14火休会 15水本会議 (第2日)議案審議、付託16木本会議 (第3日)一般質問17金本会議 (第4日)一般質問18土休会 19日休会 20月本会議 (第5日)一般質問21火本会議 (第6日)一般質問、追加議案上程、付託22水委員会付託議案審査 総務常任委員会23木委員会付託議案審査 厚生文教常任委員会24金休会 25土休会 26日休会 27月委員会付託議案審査 予算決算常任委員会28火休会 29水休会 30木本会議 (第7日)委員長報告、質疑、討論、採決        令和4年第3回甲賀市議会定例会会議録(第1号) 令和4年6月7日(火曜日)午前9時30分開会1.出席議員     1番  北田麗子        2番  福井 進     3番  西山 実        4番  木村眞雄     5番  中島裕介        6番  奥村則夫     7番  西田 忠        8番  瀬古幾司     9番  西村 慧       10番  糸目仁樹    11番  岡田重美       12番  堀 郁子    13番  小倉 剛       15番  田中喜克    16番  林田久充       17番  橋本恒典    18番  山岡光広       19番  田中將之    20番  戎脇 浩       21番  小河文人    22番  谷永兼二       23番  田中新人    24番  橋本律子2.欠席議員         (なし)3.職務のため議場に出席した事務局職員    事務局長       田中彼子  議事課長       平岡鉄朗    議事課係長      森田剛史  議事課主事      増山雄太4.説明のため出席した者    市長         岩永裕貴  教育長        西村文一    代表監査委員     山本哲雄  副市長        正木仙治郎    総務部長       伴 孝史  総合政策部長     清水和良    市民環境部長     澤田いすづ 健康福祉部長福祉事務所長                                樫野ひかる    こども政策部長    細井喜美子 産業経済部長     黒田芳司    産業経済部理事    八田 忠  建設部長       樋口泰司    上下水道部長     中島教仁  教育部長       山本英司5.議事日程  日程第1       会議録署名議員の指名  日程第2       会期の決定  日程第3       仮議長の選任を議長に委任する件  日程第4 報告第7号 令和3年度甲賀市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について  日程第5 報告第8号 令和3年度甲賀市水道事業会計予算繰越計算書の報告について  日程第6 報告第9号 令和3年度甲賀市下水道事業会計予算繰越計算書の報告について  日程第7 議案第36号 甲賀市税条例等の一部を改正する条例の制定について  日程第8 議案第37号 令和4年度甲賀市一般会計補正予算(第1号)  日程第9 議案第38号 令和4年度甲賀市一般会計補正予算(第2号)6.本日の会議に付した事件  日程第1       会議録署名議員の指名  日程第2       会期の決定  日程第3       仮議長の選任を議長に委任する件  日程第4 報告第7号 令和3年度甲賀市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について  日程第5 報告第8号 令和3年度甲賀市水道事業会計予算繰越計算書の報告について  日程第6 報告第9号 令和3年度甲賀市下水道事業会計予算繰越計算書の報告について  日程第7 議案第36号 甲賀市税条例等の一部を改正する条例の制定について  日程第8 議案第37号 令和4年度甲賀市一般会計補正予算(第1号)追加日程第9 議案第37号 令和4年度甲賀市一般会計補正予算(第1号)追加日程第10 議案第38号 令和4年度甲賀市一般会計補正予算(第2号)7.議事の経過 ○議長(田中喜克) 御報告を申し上げます。 報道関係者から、本会期中における撮影許可の申出があり、議長において、これを許可いたしましたので、御承知おきください。     (開会 午前9時30分) ○議長(田中喜克) これより、令和4年第3回甲賀市議会定例会を開会いたします。 定例会の開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 今日の空模様は少し曇りがちでありますが、まさに季節は移り、真夏を思わせるような強い日差しがまぶしく、田んぼを吹き抜けるそよ風に揺れる早苗、そして、今にも水面を触れるかのように低空を舞う子育てに忙しい親つばめ、豊かな甲賀市の田園風景を楽しむ頃となりました。 本日、令和4年第3回甲賀市定例会を招集されましたところ、議員各位並びに執行部の皆様には御壮健にて御参集をいただき、誠にありがとうございます。 さて、一昨日6月5日には、国・県関係者、とりわけ市内のあらゆる年齢層、各団体の方々の本当に長きにわたる準備、御努力により、第72回全国植樹祭が甲賀市鹿深夢の森で盛大に開催されました。改めて、開催に御尽力いただきました皆様に感謝申し上げますとともに、厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。 この全国植樹祭を契機として、この後は、開催地ふるさと甲賀の地、そして琵琶湖の源・源流からの第72回全国植樹祭のテーマ「木を植えよう、びわ湖も緑のしずくから」の理念に沿うCO2排出量実質ゼロ、カーボンニュートラルの活動を市民、行政共々で次世代に、そして未来に強く発信していただければと存じます。続けての御尽力を、よろしくお願い申し上げます。 今定例会に提出されます予定の議案につきましては、それぞれ市民の皆様の思い、願いに直結した議案であります。審議におきましては、市民の皆様の負託に応えるべく議論を尽くし、適切で妥当な議決をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 以上、開会に当たりましての挨拶といたします。 ただいまの出席議員は、23名であります。 よって、これより本日の会議を開きます。 諸般の報告を行います。 初めに、例月出納検査の結果について報告いたします。 このことについては、令和4年2月28日付、3月28日付、5月6日付、及び5月25日付で甲賀市監査委員より結果報告が提出されております。 令和4年1月、2月、3月及び4月の現金出納事務が正確であった旨の報告であり、その写しを後刻配信いたします。 次に、定期監査の結果について報告いたします。 このことについては、令和4年3月30日付で、甲賀市監査委員より後期分の定期監査の結果報告が提出されています。 監査対象となった課・室等の事務事業執行が適正であった旨の報告その他であり、その写しを後刻配信いたします。 次に、近畿市議会議長会について報告いたします。 4月14日に第87回定期総会がシティプラザ大阪で開催され、待機児童解消に向けた人材確保施策の充実について、外3件の支部提出議案及び令和4年度予算等が決定されました。 また、本年度会長に、大阪狭山市議会議長が選出されました。 次に、全国自治体病院経営都市議会協議会について報告いたします。 5月16日に第78回理事会及び第50回定期総会が都市センターホテルで開催され、総会では、自治体病院の経営基盤の安定化及び医師の地域偏在、診療科偏在の解消等についての国要望の決議並びに令和4年度事業計画及び予算等が決定されました。 次に、全国市議会議長会について報告いたします。 5月25日に第98回定期総会が東京国際フォーラムで開催され、会長提出議案として、一つに多様な人材の市議会への参画促進、二つにポストコロナを展望した地方行財政の充実、三つ目に新型コロナウイルス感染症対策、四つ目に頻発、激甚化する大規模災害等からの防災・減災対策及び復旧・復興対策等、五つ目に東日本大震災からの復旧・復興に関する決議5件、及び各部会提出の27議案の決定並びに令和4年度予算等の報告が了承されました。また、役員改選により、甲賀市議会議長が地方行政委員に選任されました。 次に、滋賀県市議会議長会について報告いたします。 5月25日の全国市議会議長会定期総会終了後、第1回定例議長会議都市センターホテルで開催され、令和4年度事業日程の変更及び補正予算等が承認されました。 次に、執行部の出席について報告いたします。 本会期中においては、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため執行部の部局長の出席については、それぞれの本会議の日程において議事の進行に対応する部局長が出席されますので、御承知おきください。 以上で報告を終わります。 本日の議事日程については、お手元に配信したとおり編成いたしましたので、御報告申し上げますとともに、御了承賜りたいと存じます。 これより日程に入ります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録の署名議員は、会議規則第88条の規定により、  12番 堀 郁子議員及び  13番 小倉 剛議員を指名いたします。 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。 去る6月1日に議会運営委員会が開催され、本定例会の会期について協議いただきました。 その結果、議会運営委員長より、本定例会の会期については、お手元の会期日程のとおり、本日から6月30日までの24日間とし、休会中には委員会を開催することが適当である旨の報告がありました。 お諮りいたします。 議会運営委員長からの報告のとおり、本定例会の会期は本日から6月30日までの24日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(田中喜克) 御異議なしと認めます。 よって、会期は、本日から6月30日までの24日間と決定いたしました。 日程第3、仮議長の選任を議長に委任する件を議題といたします。 お諮りいたします。 新型コロナウイルス感染症対策をはじめ、議長及び副議長に共に事故があるときにおいても滞りなく議会運営を行うため、地方自治法第106条第3項の規定によって、本定例会の会期中における仮議長の選任を議長に委任願いたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(田中喜克) 御異議なしと認めます。 よって、本定例会の会期中における仮議長の選任を議長に委任することに決しました。 それでは、本定例会の会期中における仮議長として、16番、林田議員を選任します。 ここで、議案審議に先立ち、市長から挨拶の申出がありますので、発言を許します。 市長。 ◎市長(岩永裕貴) 皆様、改めましておはようございます。 昨日の雨で、山々の緑も一層鮮やかとなり、いよいよ梅雨入りも間近となってまいりました。 本日ここに令和4年第3回甲賀市議会定例会が開催されるに当たり、提案をいたします議案の御審議を願うに先立ち、議長のお許しをいただきましたので御挨拶を申し上げます。 去る6月5日には、「木を植えよう、びわ湖も緑のしずくから」をスローガンに、第72回全国植樹祭が鹿深夢の森にて開催をされました。天皇皇后両陛下におかれましては、オンラインによる行幸啓を賜り、大会長の細田衆議院議長様をはじめ、各地より多くの方に御臨席をいただき、盛会のうちに終えることができました。 式典は、皇居内の御所と鹿深夢の森をオンラインで結び中継され、天皇陛下には「水源となる森林を守り育むことにより、美しく豊かな水が生まれる活動が滋賀の地から全国へ、そして世界へ、将来の世代へつながっていくことを願います」とのお言葉を賜り、両陛下によるお手植え、お手まきをいただきました。 また、当日、忍びの里プララに設けたサテライト会場では、大型スクリーンに映し出される全国植樹祭の様子を多くの市民の皆様に御覧をいただき、全国植樹祭を開催する意義や本市の豊かな山々の緑、さらには、自然環境の大切さを改めて考えていただく機会となりました。 本植樹祭の開催に当たりましては、遡りますこと5年前の平成29年6月議会において会場誘致を表明をしてから、開催当日を迎えるまで、市の推進協議会、市内全21小学校で設立をいただいた緑の少年団、森林・林業関係団体をはじめ様々な団体、苗木のホームステイなど、多くの市民の皆様に参画をいただき、オール甲賀で取組を進めてまいりました。 本大会を通して、森、川、里、そして母なる琵琶湖へとつながる源となる水源林の重要性について、しっかりと全国に発信できたものと確信をいたしております。本会を成功に導いていただきました全ての皆様へ、心から感謝を申し上げます。 今後は、主会場をお預かりした役割を果たしていくため、令和4年度を環境元年と位置づけ、豊かな森林資源を生かした本市ならではの環境施策や事業を着実に進めるとともに、木を植え、育て、切って利用し、また植えるという循環型林業を推進し、健康な森林づくりに取り組んでまいりますので、一層の御理解、御協力をお願い申し上げます。 さて、新型コロナウイルスへの対応もはや2年半が過ぎ、これまでは地域のイベント延期や中止という苦渋の御決断をいただいてまいりましたが、今年度は水口曳山まつり信楽駅前陶器市などの行事も、徐々にではありますが、本来に近い形で再開をいただいており、大変うれしく思います。これまで積み重ねられた知見を生かし、ウイズコロナの考えでしっかりと感染対策を講じながら、社会経済活動を前に進めるフェーズに入ってきたものと考えております。 このことから、本年度新たな市独自の事業として、プレミアム付商品券の発行やキャッシュレスポイントの還元キャンペーンなどに取り組み、コロナ禍で影響を受ける市内商工事業者の皆様を支援し、市民の皆様とともに地域経済の好循環につなげてまいります。 また、新たに観光事業者の皆様を応援するため、甲賀市観光応援クーポンを発行し、市内に宿泊をされた方に、市内飲食店やお土産店、そして観光施設などで利用できるクーポンを、観光協会の御協力の下、市内宿泊施設を通じて無料配布を行っているところであります。 また、本議会で御審議を賜ります一般会計補正予算案につきましては、長期化するコロナ禍に加え、原油や物価の高騰が市民生活や事業経営などに追い打ちをかける状況の中、ひとり親世帯や低所得の子育て世帯に対し、児童1人当たり5万円の子育て世帯生活支援特別給付金の支給をはじめ、生活困窮の方、保育園や学校の給食費、福祉施設の運営、地域の公共交通等への対策を行うための予算を計上をさせていただいたところであります。 5月31日に成立をいたしております国の補正予算や同日に示されました骨太の方針案などの動向に引き続き注視しつつ、基礎自治体としてできる限りの対策を進めながら、皆様とともに、この難局を乗り越えていく所存であります。 それでは、3月定例会以降におけます市政の主な動きにつきまして御報告を申し上げます。 まず、総合政策部所管事項につきましては、防災分野では、地域の防災リーダーとして御活躍をいただく市消防団に本年度新たに39名の新入団員、1名の支援団員を迎え、4月9日及び10日の2日間にわたり、初任者研修や幹部研修を実施をいたしました。5月25日には、県の水防訓練に新規採用の市職員29名が参加し、土のうのつくり方や水防工法の研修、避難所運営に係る調整など、出水期に向けた準備を進めているところであります。 また、本年度の重点施策の一つでもありますデジタルを活用した地域課題解決につきましては、国のデジタル田園都市国家構想推進交付金に本市の5事業が採択をされ、約8,900万円が交付されることとなりました。この交付金により、福祉、子育て、教育、公共交通の各分野でデジタルを活用した事業を展開をいたしてまいります。 去る5月23日から6月3日にかけて、計7回、地域のリーダーである区・自治会長、自治振興会長様と「地域で暮らし続けるために」をテーマに、定住や移住について意見交換会を開催をいたしました。 意見交換会では、地域と行政が共に人口減少に立ち向かい、持続可能な地域づくりにチャレンジするために必要なことや、移住者を迎えるために必要なことについて活発に意見交換を行いました。改めて、直接対話をすることの大切さを痛感をいたしたところであり、地域リーダーの皆様からいただきました御意見は、今後の市の移住定住事業に生かしてまいります。 次に、健康福祉部所管事項について、新型コロナワクチン接種につきましては、6月5日現在で3回目の追加接種をいただいた方は4万9,455人で、対象者の61.2%となっております。このうち、65歳以上の高齢者の接種者数は2万3,129人で90.4%となり、高齢者の方で接種を希望される方については、おおむね完了をいたしており、引き続き64歳以下の若い世代の方にも接種いただけるように努めてまいります。 また、60歳以上の方と18歳から59歳の基礎疾患がある方を対象に実施をする4回目のワクチン追加接種は、これまでと同様、高齢者施設での接種、市内医療機関での個別接種とともに、市内3か所で集団接種会場を6月24日から順次設置をし、迅速な接種に努めてまいります。 なお、今回から水口地域の集団接種会場は、株式会社西友水口店様から御協力のお申出をいただき、店舗内に設置をさせていただくことといたしております。 母子保健分野では、子育ての不安や孤立の解消と負担感を減少をし、充実した子育て期を過ごしていただけるよう、妊婦の方や養育者の方が無料で利用でき、多言語にも対応をしているスマートフォン向けアプリ「こうかSmileアプリ」を導入をいたしました。 このアプリは、電子母子手帳として、妊娠中の健康記録や子どもの成長の記録をはじめ、予防接種、妊婦健診や乳幼児健診のスケジュールについて、プッシュ通知で受診の案内が受けられ、育児の多忙な時期に受診忘れの防止が図られます。 また、育児中の孤立を防ぐため、子どもの年齢に応じた地域のイベント情報の配信も行います。 本年4月から運用を開始し、既に120人以上の方に登録をいただいております。今後も、このアプリの広報等を行いながら、妊娠から子育て期の切れ目のない支援を継続をし、安心して出産・子育てができるまちづくりに取り組んでまいります。 高齢者福祉分野に関しましては、本年4月から信楽地域包括支援センターの運営業務を社会福祉法人甲賀社会福祉協議会へ委託をいたしており、複雑化、また多様化する相談に柔軟に対応しながら円滑に運営をいただいております。今後は、運動機能低下、転倒リスク、閉じこもりなどの課題解決に向け、長寿福祉課及び信楽保健センターとの連携により、疾病、重症化予防、認知症予防など、高齢者の支援体制強化を図ってまいります。 次に、こども政策部所管事項について、子育て支援分野では、今年度からプレイパーク事業を拡充をし、既存遊具の修繕・撤去費用の助成に加え、児童遊園内のフェンスやグラウンド整備なども対象といたしており、申請やお問合せなども多くいただいております。 建設部所管となりますが、水口スポーツの森などにバスケットボールのゴール、野洲川河川敷内にスケートボードが行えるよう整備を行ったところでもあります。 また、放課後児童クラブでは、利用児童数が年々増加をする中、子育て支援の最前線で勤務いただく児童クラブ職員を対象に、本年2月から月額で9,000円引き上げる処遇の改善を図り、人材の確保に努めております。 保育園・幼稚園分野では、増加する低年齢児の保育ニーズに応えるため、小規模保育事業所が水口地域において2か所、甲南地域で1か所を4月に開園をいただき、本年4月の待機児童数をゼロとすることができました。 なお、甲南地域の保育園3園を統合いたします公私連携型認定こども園につきましては、令和6年度の開園に向け、6月1日から実施運営事業者の募集を開始いたしております。 次に、産業経済部所管事項では、本年11月5日に本市で開催をされる第74回関西茶業振興大会への出品茶作業が3年ぶりに手摘みにて行われ、機械摘みも合わせ、土山から22点、信楽から11点の計33点の申込みをいただきました。今年は、春先の天候にも恵まれ、生育・品質とも良好と伺っておりますので、甲賀市から上位入賞をいただけるものと確信をいたしているところでもあります。大会の開催が大変厳しい状態となっている茶業の振興につながるよう、主催者の県としっかり連携し準備を進めてまいります。 また、新型コロナの影響で中止となっておりました都市農村交流事業は、日帰りでの交流体験の受入れを再開をし、5月9日に神戸市立有野中学校から45名の受入れを行いました。農業体験に御協力をいただきました皆様方に感謝を申し上げますとともに、各家庭で工夫された温かなおもてなしが子どもたちの心に残り、再び甲賀市を訪れてくれるなど、関係人口の増加につながることを期待をいたしております。 次に、建設部所管事項につきまして、空家等対策事業では、甲賀市空家等対策計画に掲げる予防、活用、適正管理の三本柱を中心に進めております。空き家の利活用の推進はもとより、適正管理の観点から、既存の空家住宅等の除却補助に加え、管理負担の軽減に向けた新たな補助制度を創設し、空き家の利活用と管理不全の減少に努めてまいります。 また、公共交通分野では、近江鉄道の今後の在り方について、令和6年度から上下分離方式への移行、また、第二種鉄道事業者を近江鉄道株式会社とすることなどが決定をいたしており、本年3月29日に開催の第9回近江鉄道沿線地域公共交通再生協議会において、沿線自治体で組織をする施設管理運営団体を本年12月頃に設立することなどが確認されたところであります。 最後に、教育委員会事務局所管事項について、学校教育分野では満開の桜と若葉の緑に春の息吹を感じる4月11日、市内各小中学校において入学式が挙行されました。新入生の皆さんは、新しい環境での生活を緊張しつつも、わくわくしながらスタートされたことと思います。 また、4月中旬からは、中学校をはじめ修学旅行が実施をされており、同級生同士で共に過ごした楽しい思い出は、今後の人生においてかけがえのないものになったと思います。引き続き、感染対策に努めながら、学習保障はもちろん、クラブ活動や思い出となる発表・体験などの確保に努め、子どもたち一人一人が楽しい学校生活を送り、健やかに成長してくれることを心から願っております。 また、スポーツ分野では、4月29日に甲賀市ソフトボール協会の御協力を得て、金の卵プロジェクトソフトボール教室」を甲賀スタジアムで開催をいたしました。当日は、リーグ所属の選手も講師としてお迎えをし、参加のスポーツ少年団員などが直接指導を受けました。参加者から、「有名な選手に指導してもらえてうれしかった」、「子どもたちに貴重な体験をさせてあげることができた」などのお声をいただくことができました。 このプロジェクトを通して、多くの子どもたちが将来に夢を持ち、その夢に向かって取り組んでいくことを期待をいたしております。 また、5月11日には、第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会に向け、市内外の多くの方々の御参画をいただき、甲賀市準備委員会設立総会を開催し2025年の両大会開催に向けて本格的に始動をいたしました。 今後は、専門委員を選任をし、受入体制や競技運営などの準備をきめ細やかに進め、競技者に安心して出場していただくことはもちろん、両大会を通して本市にお越しいただく皆様に甲賀市の魅力を感じていただき、心に残る大会となるよう準備を整えてまいります。 以上、3月定例会以降における主な市政の動きについて御報告をさせていただきました。 それでは、本日提案をいたしますのは、報告案件3件、条例案件1件、補正予算案件2件の合計6件です。 よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願いを申し上げ、開会に当たりましての挨拶といたします。 ○議長(田中喜克) この際、日程第4、報告第7号 令和3年度甲賀市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についての件から、日程第6、報告第9号 令和3年度甲賀市下水道事業会計予算繰越計算書の報告についての件まで、以上3件を一括議題といたします。 報告の説明を求めます。 市長。 ◎市長(岩永裕貴) 報告第7号から報告第9号について、一括してその内容を申し上げます。 まず、報告第7号 令和3年度甲賀市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について、その内容を申し上げます。 令和3年度一般会計補正予算において繰越明許費の議決をいただきました水口社会福祉センター改修事業など計33事業につきまして、18億6,691万6,000円を翌年度に繰り越しましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づき繰越計算書を報告するものであります。 なお、補足説明は総務部長がいたします。 報告第8号 令和3年度甲賀市水道事業会計予算繰越計算書の報告について、その内容を申し上げます。 水道事業施設更新工事のうち、黒滝調整池外計装設備更新工事その他2工事は、新型コロナウイルスの影響などによる資材の納入遅延により、牧浄水場床止復旧工事は関係機関との協議により、それぞれ不測の日数を要したもの、また、水道事業配給水管布設替工事等のうち、岩室浄水場送水管外布設替設計業務委託は関係者との協議により、長野地区配給水管移設設計・移設工事外1工事は、下水道事業との調整によりそれぞれ日数を要したもの、城内地区外配給水管布設替工事その他2工事は、塗料メーカーの不適切行為による管材料の出荷制限が生じたことにより、東名坂地区外上水道舗装復旧工事は入札不調により、それぞれ工期の確保が困難となったものであります。 これらに伴う建設改良費の総額6億2,594万円を翌年度に繰り越しましたので、地方公営企業法第26条第3項の規定に基づき繰越計算書を報告するものであります。 次に、報告第9号 令和3年度甲賀市下水道事業会計予算繰越計算書の報告について、その内容を申し上げます。 公共下水道事業の汚水管渠整備事業のうち、公共下水道長野地区の実施設計及び配給水管移設設計補償は、既設埋設物管理者等との協議に、長野地区管渠整備工事関連は近接工事との施工時期調整に、今郷地区管渠整備工事は道路管理者との協議に、それぞれ不測の日数を要したものであります。 また、浸水対策施設整備事業のうち、中央雨水幹線整備工事関連は、近隣住宅等における通行規制の調整等に、甲南駅前周辺地区雨水管渠整備工事は河川管理者との協議に不測の日数を要したものであります。 さらに、農業集落排水事業の処理場整備事業は、山内地区処理場機能強化工事の入札不調により工期の確保が困難となったものであります。 これらに伴います建設改良費の総額6億6,919万円を翌年度に繰り越しましたので、地方公営企業法第26条第3項の規定に基づき繰越計算書を報告するものであります。 以上、報告第7号から報告第9号までの説明といたします。 ○議長(田中喜克) 報告第7号について、補足の説明を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(伴孝史) 報告第7号 令和3年度甲賀市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について、その補足の説明を申し上げます。 本報告は、令和3年度予算において繰越しを御承認いただきました33事業について、令和4年度への繰越総額が18億6,691万6,000円と確定いたしましたので、報告させていただくものであります。 なお、各事業の繰越理由でありますが、まず、国及び県の補正予算に伴い令和3年度末に補助採択されたことにより、令和4年度当初予算から前倒しし、3月定例会にて令和3年度補正予算として計上し、同時に繰越明許費を設定したものが、1ページの2款1項 総務管理費の(仮称)佐山コミュニティセンター整備事業及び3項 戸籍住民基本台帳費の住民記録システム改修事業、6款2項 土地改良費の団体営土地改良事業、2ページの8款1項 土木管理費の信楽高原鐵道安全施設整備事業及び2項 道路橋りょう費の市道維持補修事業、3ページの10款2項 小学校費及び3項 中学校費の学校保健特別対策事業及びICT教育環境整備事業の9事業であります。 次に、入札不調により年度内に完了できなかったため繰越しとなったものは、1ページの6款2項 土地改良費の団体営土地改良事業、2ページの6款3項 林業費の林道維持補修事業の2事業であります。 また、予算計上時に一定期間の工期を確保する必要から年度を越えて工期を設定するため繰越しとなったものが、1ページの3款1項 社会福祉費の水口社会福祉センター改修事業、住民税非課税世帯等臨時特別給付金支給事業及び3項 児童福祉費の水口子育て支援センター整備事業、子育て世帯臨時特別給付金支給事業、伴谷統合認定こども園整備事業、4款1項 保健衛生費の水口保健センター整備事業、6款2項 土地改良費の鹿深2地区農村整備事業、和野地区大規模土地改良事業、2ページの7款1項 商工費のプレミアム付商品券発行事業、キャッシュレスポイント還元事業、甲賀の地酒応援キャンペーン事業、観光応援クーポン券発行事業、観光事業者運営支援事業の13事業であります。 これら以外の11事業につきましては、関係者との協議・調整、現場の不測の事態により日数を要したことから年度内に完了できなかったものであり、その理由を大別をいたしますと、災害復旧工事の実施中に新たなのり面崩壊が発生したことによる工期延長が1ページの2款1項 総務管理費の公有財産維持補修事業、先行して実施されている県営事業の遅れに伴うものが、同じく1ページの6款2項 土地改良費の県営土地改良事業、新型コロナウイルス感染症の影響による材料や資器材の納入、現場スケジュール等の遅れによるものが1ページの6款2項 土地改良費の団体営土地改良事業、2ページの7款1項 商工費の信楽産業展示館補修事業及び甲賀の地場産業魅力アップ事業、3ページの8款4項 都市計画費の甲南駅周辺整備事業の4事業、地元地域、地権者等との協議や相続手続に時間を要したものが2ページの8款2項 道路橋りょう費の単独道路新設改良事業、補助道路新設改良事業及び、3項 河川費の急傾斜地崩壊対策事業、3ページの8款4項 都市計画費の貴生川駅周辺整備事業、10款5項 社会教育費の紫香楽宮跡保存事業の5事業となっております。 なお、11月臨時会で御承認いただきました新型コロナウイルスワクチン接種事業及び、3月定例会で御承認いただきました児童手当支給事業につきましては、令和3年度において執行が完了しましたことから、当報告書には記載いたしておりません。 なお、各繰越事業の内容及び繰越理由につきましては、報告第7号参考資料に掲載しておりますので御参照ください。 以上、報告第7号の補足の説明といたします。 ○議長(田中喜克) 以上をもって、報告の説明及び補足説明を終わります。 これより、報告第7号 令和3年度甲賀市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について質疑を行います。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり)
    ○議長(田中喜克) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終了し、報告第7号の報告を終わります。 次に、報告第8号 令和3年度甲賀市水道事業会計予算繰越計算書の報告について質疑を行います。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(田中喜克) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終了し、報告第8号の報告を終わります。 次に、報告第9号 令和3年度甲賀市下水道事業会計予算繰越計算書の報告について質疑を行います。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(田中喜克) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終了し、報告第9号の報告を終わります。 次に、日程第7、議案第36号 甲賀市税条例等の一部を改正する条例の制定についての件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。 ◎市長(岩永裕貴) 次に、議案第36号 甲賀市税条例等の一部を改正する条例の制定について、その提案理由を申し上げます。 本議案は、地方税法等の一部を改正する法律が本年3月31日に公布されたことに伴い、本条例の一部を改正するものであります。 その主な内容につきましては、市民税における上場株式等に係る配当所得等の課税方式を所得税と一致させるための規定の整備、住宅借入金等特別税額控除の適用期限の延長等について所要の改正を行うものであります。 なお、補足説明は総務部長がいたします。 ○議長(田中喜克) 補足の説明を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(伴孝史) 議案第36号 甲賀市税条例等の一部を改正する条例の制定について、その補足の説明を申し上げます。 なお、文言の修正、引用規定の項ずれ等に関する条項の説明については省略させていただきますので、御了承願います。 まず、個人市民税についてであります。 第33条、附則第16条の3、第20条の2及び第20条の3については、上場株式等に係る配当所得等の課税方式を所得税と一致させるための措置について規定するものであります。 また、第34条の9については、課税方式を所得税と一致させる規定の整備に関連して、税額控除を確定申告書の記載により行うことを規定したものでございます。 なお、これらの改正は令和6年1月1日より施行することといたします。 次に、第36条の3の2及び第36条の3の3については、給与所得者または公的年金等受給者が、退職手当等に係る所得を有する一定の配偶者等を有する場合には、扶養親族等申告書に当該配偶者等の氏名を記載するなどの措置を講ずることとしたものであり、令和5年1月1日より施行することといたします。 また、附則第7条の3の2については、住宅借入金等特別税額控除について、適用期限を令和20年度分の個人市民税まで延長をするものであり、令和5年1月1日より施行することといたします。 次に、固定資産税に関する改正についてであります。 第18条の4、第73条の2及び第73条の3については、登記所から市へ通知のあった者の固定資産課税台帳等について閲覧に供し、または記載事項についての証明書を交付する場合は、当該者の住所に代わる事項を記載したものを閲覧に供するなどについて追加するものであり、令和6年4月1日より施行することといたします。 以上、議案第36号の補足の説明といたします。 御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中喜克) 以上をもって、提案理由の説明及び補足説明を終わります。 次に、日程第8、議案第37号 令和4年度甲賀市一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。 ◎市長(岩永裕貴) 議案第37号 令和4年度甲賀市一般会計補正予算(第1号)について、その提案理由を申し上げます。 今回の補正は、本年4月26日に策定された、コロナ禍における原油価格・物価高騰等総合緊急対策を受け、低所得の子育て世帯及び令和4年度に新たに住民税非課税世帯に該当することとなった世帯等に対し、特別給付金を支給するものであります。 歳出予算といたしましては、住民税非課税世帯等臨時特別給付金支給事業として1億1,772万9,000円を計上するほか、子育て世帯生活支援特別給付金支給事業のひとり親世帯分として5,302万円、その他世帯分として5,276万6,000円を計上いたしました。 また、これらを賄う歳入につきましては、全額を国庫支出金として計上し、歳入歳出それぞれに2億2,351万5,000円を追加するものであります。 以上、議案第37号の提案理由といたします。 御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中喜克) 以上をもって提案理由の説明を終わります。 暫時休憩いたします。 再開は、10時25分といたします。     (休憩 午前10時17分)     (再開 午前10時25分) ○議長(田中喜克) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 これより、議案第37号 令和4年度甲賀市一般会計補正予算(第1号)について質疑を行います。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(田中喜克) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終了します。 本案については、会議規則第37条第1項の規定により、予算決算常任委員会に付託いたします。 議案付託表を配信させます。     (議案付託表配信) ○議長(田中喜克) ただいま付託いたしました議案第37号につきましては、休憩中に予算決算常任委員会を開催し、付託案件の審査を願います。 暫時休憩いたします。 再開は、追って連絡いたします。     (休憩 午前10時27分)     (再開 午前11時10分) ○議長(田中喜克) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 予算決算常任委員会に付託しております議案第37号につきましては、休憩中に予算決算常任委員会が開催され、議案の審査結果について報告書が提出されました。 お諮りいたします。 議案第37号 令和4年度甲賀市一般会計補正予算(第1号)についての件を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(田中喜克) 御異議なしと認めます。 よって、議案第37号 令和4年度甲賀市一般会計補正予算(第1号)についての件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。 追加日程を配信させます。     (追加変更日程配信) ○議長(田中喜克) 追加日程第9、議案第37号 令和4年度甲賀市一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。 これより、予算決算常任委員長の審査報告を求めます。 予算決算常任委員長。 ◆予算決算常任委員長(田中將之) 本日の本会議におきまして、予算決算常任委員会に付託されました議案第37号 令和4年度甲賀市一般会計補正予算(第1号)について委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その結果を御報告いたします。 議案第37号 令和4年度甲賀市一般会計補正予算(第1号)については、住民税非課税世帯等臨時特別給付金支給事業の対象者について確認をし、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、予算決算常任委員会に付託された議案1件に対する審査結果の報告といたします。 ○議長(田中喜克) これより予算決算常任委員長報告について質疑を行います。 質疑はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(田中喜克) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終了いたします。 これより議案第37号 令和4年度甲賀市一般会計補正予算(第1号)について討論を行います。 まず、委員長報告に反対者の発言を許します。 討論はありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(田中喜克) 討論なしと認めます。 以上で討論を終了いたします。 これより、議案第37号についての件を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(田中喜克) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、追加日程第10、議案第38号 令和4年度甲賀市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。 ◎市長(岩永裕貴) 議案第38号 令和4年度甲賀市一般会計補正予算(第2号)について、その提案理由を申し上げます。 今回の補正は、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、4回目のワクチン接種に向けた体制整備等を行うとともに、コロナ禍における原油価格・物価高騰などに関する対策経費の追加等について所要の補正を行うもので、既定の歳入歳出予算にそれぞれ10億6,003万6,000円を追加をし、予算の総額を425億8,355万1,000円とするものであります。 歳出におきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の原油価格・物価高騰対応分の創設に伴い、福祉・介護分野では、住民税非課税世帯等臨時特別給付金の支給対象者への上乗せ支給や、住民票を異動できないために支給対象外となったDV措置対象者等に対して、国からの給付金と同額の10万円を支給してまいります。 子育て・教育分野では、小中学校や保育園などの給食材料費の高騰を受け、子育て世帯への負担軽減と安定した給食の提供を図るため、保護者負担を求めることなく公費負担による補填を行うとともに、ゼロ歳から18歳までの児童のいる世帯に対し子育て世帯臨時特別給付金を支給をいたします。 地域経済分野では、原油・資材費高騰の影響を受ける市内商工事業者等の事業維持と持続的発展を図るため、小規模事業者事業維持・活性化支援金を支給をするほか、市内の地域公共交通事業者等に対し事業継続支援金を支給をしてまいります。 また、国が進めるデータセンターの地方への誘致に対して、本市へのデータセンター立地に向け事業実施の可能性に関する調査のための経費、デジタル田園都市国家構想推進交付金の交付決定に伴うDX推進経費、法人・団体の皆様から頂きました寄附金を財源とする備品購入費などを計上をいたしました。 一方、歳入におきましては、4月に交付決定を受けました地方創生推進交付金の増額や学校施設環境改善交付金の増額、頂きました寄附金などを計上し、所要の補正を行うものであります。あわせまして、土山中学校長寿命化改良事業の繰越明許費を設定するものであります。 以上、議案第38号の提案理由といたします。 御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中喜克) 以上をもって提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。 議案熟読のため、6月8日から6月14日までは休会といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(田中喜克) 御異議なしと認めます。 よって、6月8日から6月14日までは休会とすることに決定いたしました。 なお、ただいまの上程議案に対する質疑の通告書につきましては、6月10日正午までのそれぞれ執務時間中に議会事務局まで御提出ください。 その際、質疑の通告は、内容を詳細かつ具体的に記入いただきますようお願いいたします。 以上をもって本日の日程は全部終了しました。 なお、次回は、6月15日午前9時30分より会議を開きますので御参集願います。 本日は、これをもって散会いたします。     (散会 午前11時18分)  この会議録の内容が正確であることを証するため、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。            甲賀市議会  議長  田中喜克              同    議員  堀 郁子              同    議員  小倉 剛...